【妊活体験ブログ】不妊治療で勧められたこと・禁止されたこと(男性編)

2022年4月8日

アメリカで不妊治療をするにあたって驚いたことの一つは、医師から健康と生活スタイルの推奨というものをもらったこと。
これには女性編だけでなく、男性編もありました。

男性に求められるものは少ないとはいえ、しっかり明文化されていて素晴らしいなと思いました。

不妊治療は女性に多くの負担があるものですが、夫婦二人でするものです。
ぜひとも男性にも協力してもらうため、イチアラフォー夫婦がアメリカで体験した不妊治療で男性に勧められたこと・禁止されたことをご紹介していきます

不妊治療の日常の食事で勧められたこと(男性編)

日常の食事では
健康的で、バランスの取れた日常の食事をとってください。」
「それからマルチビタミンを取ってくださいね。」
とのことでした。

不妊治療をするときに、男性にサプリメントが勧められることは日本ではあまり多くはありません。
しかし、アメリカでは男性用にマルチビタミンがドラックストアなどでも売られているのをよく目にします。

食事のバランスがとれないならば、サプリメントで摂ればよいという合理的な考えを感じました。

日本ではマルチビタミンを売っていても、男性用、女性用の表記を目にするのはめったにないと思います。
しかし、アメリカではfor men, for womenのものが売られており、内容物も若干異なるようでした。
特に男性用にいたっては+50なんてものもあり、若者向け、エルダー向けと細分化されていました。

具体的に不妊治療用のマルチビタミンに何が入っているのかを確認したところ
ビタミンD3、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン、鉄、亜鉛、抗酸化剤
などが含まれているようです。

不妊治療の間の運動で勧められたこと

不妊治療をしている間の運動についての推奨は男性に至っては
適度なエクササイズをしてね」
ということだけでした。

特に不妊治療を開始して、体外受精や人工授精に使う精子を提供するまでは、適度なエクササイズをしてください。
という指示がありました。

特に、これといった運動の推奨はありませんでしたので、ランニングやウォーキングなど、適度なエクササイズを提供までの間に続ければよいようです。
せっかくですので、夫婦でヨガをやってみるとか、夫婦でウォーキングをしてみるとかも良いかもしれません。

不妊治療の間の薬で勧められたこと

アメリカは日本のように病院に通いやすくないので、簡単な病気だとドラックストアで売っている薬で治してしまいます。
不妊治療をしている間は、飲むならこちらの薬をということで薬のリストも渡されました。

しかし、この項目で指示があったのは、女性のみ。
男性には、特に指示はありませんでした。

もし、今何か飲んでいる薬があるなら、念のために医師に話してねということだけでした。

不妊治療の間の日常の食事で禁止されたこと

不妊治療の間の日常の食事では男性においても、アルコールとタバコを禁止されました。
女性のみならず、男性においても禁止というのは日本の不妊治療では聞かなかったので驚きました。

しかし、アルコールは適量ならOKということで、女性よりも指示は軽いものでした。
一方、タバコに至っては、女性と同様に適量等の指示はなく禁止ということでした。

精子が作られるのには約3か月ほどかかると聞きます。
そのため、少なくとも、不妊治療に使う精子を提供するまでの間は、禁煙が必要とのことです。

それからカフェインも禁止されました。
しかし、この指示も若干女性より緩く、適量ならOKという記載でした。

女性には1日200mgを超えない範囲ならOKとの指示でしたが、男性には具体的な量の指示はなく1日2-3杯のコーヒーはOKなようです。

そのほかにも、急激に体重を落とすような減量プログラムもNGでした。
具体的には絶食ダイエットとか、炭水化物抜きダイエットとかでしょうか。
ダイエットをするならば、健康的にというのは必須なことのようです。

不妊治療の間の運動で禁止されたこと

不妊治療の間の運動で男性に禁止されたものは、とにかく熱にさらされることです。
特に睾丸が熱にさらされるようなこと、お風呂やサウナは避けてくださいということでした。

また、医師とコンサルテーションをしているときに、夫は座り仕事かと聞かれ
もし、座り仕事ならば1時間に1回は、睾丸を冷やすために立ち上がるように
という指示を受けました。
そんなに熱に弱いものなのだとは知りませんでした。

また、これは男性特有ですが、長時間の自転車もNGでした。
振動なども良くないとのことです。

不妊治療の間の薬で禁止されたこと

前述したとおり、アメリカでは日本で処方箋が必要な薬でも、薬局で手に入ります。
そのため、この薬はダメよというものが詳細に渡されました。

しかし、男性に求められるものは多くはなく、避けなくてはいけないものはたった1つ
抗ヒスタミン剤を避けるようにという指示がありました。

抗ヒスタミン剤は、アレルギーなどを抑えるために使われています。
例えば、アレグラなんかも抗ヒスタミン剤が含まれているそうです。
花粉症の方には大変つらい限りですが、不妊治療中は、抗ヒスタミン剤はお休みする必要があります。

その他、当然に男性もソーシャルドラッグが禁止されていました。
日本では違法なので、気にする必要はありませんが、日本国外に駐在中は、合法であっても、
不妊治療中はNGということは、念のため伝えておく必要がありそうです。

まとめ

以上が、アメリカの不妊治療で勧められたこと・禁止されたことでした。
以下にまとめてみます。

勧められたことまとめ

・日常の食事
 健康的でバランスの取れた食事
 マルチビタミン 

・運動
 適度なエクササイズ(精子提供までの間) 

・薬
 服用している薬があるならば、医師に伝えること



禁止されたことまとめ

・日常の食事
 アルコール(適量ならOK)
 たばこ
 カフェイン(適量ならOK)
 急激に体重を落とす減量プログラム

・運動
 温浴とサウナ
 長時間の自転車

・薬
 抗ヒスタミン剤
 ソーシャルドラッグ

以上になります。この記事が、不妊治療を始める方の参考になれば幸いです。

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