【徹底比較】妊活おすすめの基礎体温計7種ランキング
妊活を開始するとまずは基礎体温を測り始める方が多いのではないでしょうか?
私もアラフォーになってようやく妊活を始めて、人生で初めて基礎体温計を手にしました。
しかし、長期間使い続けていると、こうだったらいいのに・・・と思うこともしばしば。
そこで、妊活経験者として妊活に向いている基礎体温計7種を勝手に体験談から比較していきます。
目次
なぜ基礎体温計が必要なの?
基礎体温計を選ぶ前に、どんな目的で基礎体温計が必要なのかを確認しておきましょう。
妊活では、排卵日を特定することがとても重要!
毎日おんなじに見える体温でも、朝起きて活動する前の体温は、実は排卵前と後で異なっています。
そのわずかな変化をとらえて、排卵が起こるだろう日を予測するために基礎体温を記録していく必要があるのです。
基礎体温が上がったということは、排卵が起きた(もしくは起きる)わけで、これを知ることが妊活ではとても重要なのです。
基礎体温計に絶対求められる機能としては、
- 小数点第二位まで測れること
- 正しく体温を測ることができること
です。
ただ、ぶっちゃけ測った体温が正しいかは、分かりません。
個人的には、同じ体温計を使って、同じように毎朝測り続けていれば、低温期と高温期が分かるはずではと思ったり。
そこで、妊活に人気な基礎体温計7種を、数年間の妊活の結果、独断と偏見で選んだ基礎体温計のランキングを付けていきます。
基礎体温計に求めたい機能1位 予測式計測
ランキング前に婦人体温計に求めたい機能を体験談からご紹介していきます。
一つ目はなんといっても予測式で体温が測れること
妊活は長期間の戦いになることもしばしば。
そんななかほぼ毎日、朝起きたら基礎体温計を口にくわえて基礎体温を測るわけです。
予測式ならば1-2分で計測が終わりますが、実測式ともなると5分から10分、布団の中で口にくわえていなくてはいけないわけで。
普通の人なら、間違いなく二度寝します。
しかも二度寝しなくとも、毎日基礎体温を測るために5分から10分早く起きなくてはいけなくなるわけで。
忙しい毎日、1分でも寝ていたい毎日を過ごす中で、基礎体温の記録を毎日続けていくためには予測式で基礎体温が測れるのが何より重要だと感じました。
基礎体温計に求めたい機能2位 バックライト
基礎体温を測る時は、朝の布団の中です。
隣で夫が寝ていることもあるでしょう。二人目妊活の方は横でお子さんが寝ているかもしれません。
そんな中で、バックライト機能がないと致命的です。
電気をつけられないから、スマホの液晶の明かりでなんとか液晶を照らして基礎体温を記録。
よく見えないから36.90なのか36.60なのか分からん。
なんて事態が起きえるのです。
私自身も最初はバックライト付きのものを使っていて、後からバックライトなしのものに変えたら不便さがよく分かりました。
バックライトは必須です。
基礎体温計に求めたい機能3位 前回体温の記録
寝ぼけた布団の中で基礎体温を測り終えたこともつかの間、休日などは間違いなく二度寝します。
そこで二度寝から起きて気が付くのが、朝測った体温って何度だったけ?という問題です。
大抵の基礎体温計は前回測定した体温を記録していますが、一回しか表示されなかったり、別の操作が必要だったりするものもあります。
こうなると変な操作をするとせっかく測った基礎体温がなくなってしまったりします。
これは、排卵日間近だったりすると、死活問題なわけです。
頭がはっきりしてからでも、簡単に前回測定した体温を呼び出せることはとても重要な機能です。
予算と相談したいアプリ連携機能
寝ぼけて記録を忘れた場合でも、基礎体温計に測定した体温が記録されていて、かつ基礎体温をつけている携帯のアプリに自動連携されるなら、本当に最高です。
しかし、このアプリ連携機能をつけるだけで、だいたい相場は1000円台から3000円台まで跳ね上がります。
私はけちなタイプなので、アプリ連携機能はなしにしました。
アプリ連携機能がなくても毎日測定した値を携帯に入力していけば分析はできます。
ただ、寝ぼけまなこで携帯に毎日入力する手間はありますが。
この手間に価値を見出す方はぜひ、アプリ連携機能が付いた基礎体温計をお勧めします。
個人的には気にしない機能 防水機能
基礎体温計は口にくわえて測るものなので、水洗いしたいという方がいるそうです。
私は自分しか使わないし、ずぼらなので毎日洗うなんてめんどくさいというタイプだったので、防水機能についてはそれほど重視しなくてもいいと感じました。
気になるなら、最近は除菌シートなんかもたくさん売られていますので、汚れたときに拭けばいいかなと。
それどころか私は毎日寝ぼけて口から出した体温計をそのままベッドの上に放置するだらしないタイプなのでキニシナイという人間でした。
個人的には気にしない機能 アラーム機能
基礎体温は毎日同じ時間に測るようにと説明書に書かれています。
でも、出張で早起きしなきゃいけないときや、休日にゆっくり寝ていたいときにわざわざその時間に起きて測るだろうかというところです。
毎日同じ時間に測ることに神経質になりすぎると基礎体温の測定は長続きしません。
私は、毎日寝起きに動き出す前に測るということを習慣化しました。
そうなると、毎朝起きるアラームで十分なわけで。
確かに習慣ができるまでは、基礎体温測る前にトイレに行ってしまったりします。
ならば携帯のアラームの画面に「基礎体温!」と表示させるようにしたりすればいいわけで。
アラーム機能はそこまで重視する必要はないかなと思いました。
お勧め基礎体温計1位 シチズン 電子体温計 CTEB503L
堂々の1位に輝いたのは「シチズン 電子体温計 CTEB503L」
予測式30秒計測という機能を持ちながらも、1500円台というコスパの良さを評価しました。
基礎体温を測り始めるのに必要な機能がシンプルにそろっているのも高評価の理由です。
アプリ連携機能はありませんが、電源ボタンを押せば簡単に前回測定体温が表示できます。
毎日測った基礎体温は自分でアプリに入力してかなくてはいけませんが、バックライト付きで防水機能付き。文句なしです。
欠点をあげるとすると実測式で測定する場合は10分の計測時間がかかること。
他の比較した基礎体温計は約5分で計測できるので、実測式で測りたい方にはNGです。
- こんな人にお勧め:コスパ重視、予測式中心で計測、アプリには自分で入力できる
- こんな人にはNG:実測式でも測りたい、アプリと連携したい
お勧め基礎体温計2位 オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC
惜しくも2位となったのは「オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC」
個人的にコスパを重視してしまうタイプなので3000円台という価格から2位とさせていただきました。
しかし機能は高機能そのもの。
なんと予測式10秒で測定することができて、二度寝の心配もありません。
また様々な妊活応援アプリとの連携ができるので、わざわざ基礎体温を携帯に入力する手間も必要ありません。
過去に測定した基礎体温も当然に記録されますし、バックライトだって当たり前についています。
ただ、体温計に3000円台は出せないという全くの個人的理由から、2位としました。
- こんな人にお勧め:とにかく基礎体温を測って記録する手間を省きたい
- こんな人にはNG:できるだけコスパの良い基礎体温計を手に入れたい
お勧め基礎体温計3位 TDK 婦人体温計
続いて3位となったのは「TDK 婦人体温計」
2位の「オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC」と比べて500円強価格がお手頃に設定されているのは有難いばかりです。
しかし、アプリ連携機能もついていて高機能間違いなし。2位の「オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC」と遜色ありません。
唯一劣ると感じるのが、予測式の測定時間。
2位の「オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC」は10秒のところ40秒かかります。
40秒でも二度寝はしないでしょう。
しかし、1位の「シチズン 電子体温計 CTEB503L」は1500円台で30秒で測れることも考慮して、3位とさせていただきました。
- こんな人にお勧め:とにかく基礎体温を測って記録する手間を省きたい
- こんな人にはNG:できるだけコスパの良い基礎体温計を手に入れたい
お勧め基礎体温計4位 テルモ 電子体温計 WOMAN℃(ウーマンドシー) スタンダードタイプ ET-W525ZZ
続いて4位に選んだのは「テルモ 電子体温計 WOMAN℃(ウーマンドシー) スタンダードタイプ ET-W525ZZ」
この基礎体温計のすごいところは、この基礎体温計一つで分析もできるということ。
生理日や排卵日の予定も教えてくれる至れり尽くせりぶりです。
アプリと連携しなくとも、これ1本で妊活をしっかりサポートしてくれるでしょう。
しかし辛口評価をしてしまうと、ここまでの機能が基礎体温計に必要なのか?ということです。
基礎体温計のちっちゃい画面で分析結果を見るよりも、妊活サポートアプリと連携して分析したほうが分かりやすかったりします。
こういった点から4位とさせていただきました。
- こんな人にお勧め:基礎体温計一本で妊活したい
- こんな人にはNG:アプリと連携して分析したい
お勧め基礎体温計5位 森下仁丹 婦人体温計
続いて5位に選んだのは「森下仁丹 婦人体温計」
こちらの商品は、アプリ連携なしですが、1分から2分の予測式で計測でき、お値段も1500円台とお手頃な一品です。
しかし、肝心のバックライト機能がない点が痛い。
また、実測式で計測したい場合、実測式で計測が終了した後にブザーがならない(測り終わったか分からない)という難点もあります。
そして、アプリ連携機能がない場合に重要な前回計測体温の表示ですが、操作がトリッキー。
通常は軽く押すだけでつく電源を3秒長押ししなければいけません。
うっかり軽く押してしまったら、もう前回体温は表示されない。
形状も先端が細く寝ぼけているときは口からずり落ちそうなくわえにくい点も。
こうした点から5位とさせていただきました。
- こんな人にお勧め:予測式で計測したい、水洗いして清潔を保ちたい
- こんな人にはNG:アプリと連携したい、バックライトは必須
お勧め基礎体温計6位 オムロン 婦人体温計 サーモプラン MC-440
続いて紹介するのは「オムロン 婦人体温計 サーモプラン MC-440」です。
これは形状から異なっておりまるで医療機器。
これ一台でグラフまで表示することができて、とにかく本格的な一台です。
ただしネックは価格。
数千円台で手に入る基礎体温系が数万円というと、尻込みしてしまいます。
また、基礎体温計は毎日測るものなので、旅行先や出張先にも連れていきますが、サイズが大きいのはネック。
- こんな人にお勧め:一台で基礎体温を徹底的に分析したい
- こんな人にはNG:コスパを重視したい
お勧め基礎体温計7位 オムロン 婦人体温計 けんおんくん MC-172L
最後にご紹介するのは「オムロン 婦人体温計 けんおんくん MC-172L」です。
こちらは最もコスパの良い基礎体温計だと思います。
機能もシンプルで無駄がなく、バックライトもついていて、前回体温の表示も容易です。
しかしそれと裏腹に予測式で計測できないというのが難点。
この点さえクリアすれば1位なんだけれど・・・贅沢は言えないですね。
- こんな人にお勧め:実測式で基礎体温を測りたい、コスパ重視
- こんな人にはNG:予測式で基礎体温を測りたい
基礎体温計7種ランキングまとめ
以上が独断と偏見で選んだ基礎体温計7種ランキングでした。
まとめてみると以下のようになります(価格は2022年3月時点調査)。
ランク | 商品名 | 価格 | 予測式 | バックライト | 前回表示 | アプリ連携 | 防水 |
1 | シチズン 電子体温計 CTEB503L | 1,509円 | 30秒 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
2 | オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC | 3,616円 | 10秒 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
3 | TDK 婦人体温計 | 2,990円 | 40秒 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
4 | テルモ 電子体温計 WOMAN℃(ウーマンドシー) スタンダードタイプ ET-W525ZZ | 3,646円 | 20秒 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
5 | 森下仁丹 婦人体温計 | 1,580円 | 1-2分 | × | △ | × | △ |
6 | オムロン 婦人体温計 サーモプラン MC-440 | 19,800円 | 60秒 | 〇 | 〇 | △ | × |
7 | オムロン 婦人体温計 けんおんくん MC-172L | 1,045円 | × | 〇 | 〇 | × | × |
この記事がこれから妊活を始める方の参考になれば幸いです。